京都からお時間をかけてサロンへ通ってくださるMさん。
ご自宅のお近くには茶道のお家元が多いとか…。
老舗京菓子司「末富」さんの「麩焼煎餅」をお持ちくださったのですが、この焼印があるのは上京区寺の内の「式亭」のお店だけだそう。
裏千家の紋様である「銀杏」の焼印。
1枚1枚を紙で大切にくるんだ、お味噌の香りを練りこんだ上品な甘さのお麩焼きです。
自宅では、この歴史と伝統をも感じるそのお菓子を、現代デザイナー小泉誠さんの木皿とスェ―デン製の真っ赤な木盆に組み合わせていただいてみました。
このような時代の融合もなかなかヨロシイのでは…。